健康と長生きは昔から多くの人の願いです。
近年、日本の平均寿命は大幅な伸びを示し、世界一の長寿大国となりました。
数字の上では世界最高水準の健康が得られることになりますが
本当の意味で健康で長生きできているだろうか？
寝たきり・痴呆の老人は増加傾向にあります。
また、若年層・子供の生活習慣病増加
環境汚染・成人の過労死
健康を脅かす要因は減っていはいないように感じます。
医療の進歩と共に死亡率は減少していますが、本当の意味での健康な状態とは
遠く感じるのが日本の現状と言えます。
健康の定義で世界的に知られているのは、
WHO(世界保健機関)憲章の前文中にあるものです。
「健康とは、身体的、精神的ならびに社会的に完全に良好な状態であり、
単に病気や虚弱でないことに留まるものではありません。
到達しうる最高度の健康を享受することは、
人種、宗教、政治的信念、社会・経済的条件の如何にかかわらず、
全ての人類の基本的権利の1つである。」
以上のことを簡単に言うと、単に病気や虚弱ではなく、
身体的には体力値が高く、知的には適切な教育を受け、社会的には豊かな人間関係がり、
精神的にも安定している状態といえます。
現在は複雑・多様化した社会のため、
個人の健康観、ライフスタイルは様々なものになっています。
健康については目標ではなく、
よりよい生活のための一手段として捉えられているのではないでしょうか。
健康は他に与えられるものではなく、
個人個人が日々の暮らしの中から年齢や体力、
生活様式に応じて自分に適したものを獲得し、意欲的に実践していく事が重要です。
健康な体を手に入れるには
栄養バランスの摂れた食事・運動・休養はもちろんのこと
精神面の安定が必要となります。
意欲的に バランスの摂れた食事を摂取し
自発的に運動をしていく必要があります。
しかし体を動かす習慣の無い人がハードなトレーニングを行うのは
大変危険な行為になります。
ヨガはゆっくりとした呼吸とともにアーサナ（ポーズを）とる有酸素運動で、
関節等に負担をかけるウェイト等は使いません。
自分の体重・重力を使う事で関節への過度な負担はかけずに
ゆっくり関節の稼働域を広げ体の緊張をほどいていきます。
穏やかな呼吸を繰り返す事によりリラックス効果が高く
精神面の安定に大きく役立ちます。
有酸素運動を行う事により
続ける事で代謝が上がり脂肪が燃焼されやすくなります。
それによって成人病予防にも繋がるのです。
動きが穏やかなヨガは子供から年配までが行える
運動と言えます。
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